ただひたすら映画「ダンケルク」をほめるブログです。

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先週土曜日公開の
「ダンケルク」の評判が
"日本では"あまりよくないようですが
私はとても楽しめました。

これまでのクリストファー・ノーランの
作品ですと大風呂敷を広げるだけ
広げて回収が雑だったように感じますが
今回は第2次世界大戦という
大舞台のわりに、
コンパクトかつシンプルに描いています。
登場人物それぞれの背景などには全く触れず、
戦況の説明、作戦の全体像も描かず
淡々と登場人物の目先の出来事だけを
見せていくことで、あたかも鑑賞者が
映画のその場にいるような気にさせていました。
昨年の「サウルの息子」の感覚に似ています。

「ダンケルク」が好印象だった私の感想としては
クリストファー・ノーランという監督は
話自体をシンプルかつコンパクトに
描いた方が向いているのではないかと思いました。
上映時間もダラダラ続く今までの長尺の
作品と違って、1時間半ぐらいにまとまっていて
実に監督が全体を掌握している余裕を
頼もしく感じました。

前にも書きましたが今回も宣伝などでは
あたかも大風呂敷を広げるかのように
思わせておいて、
実はハンドタオルぐらいの
小ささに仕上げました。
ノーランらしからぬきれいなまとめ、
掌握ぶりでした。
これは今回の制作費の少なさと上映時間の短さにも
表れていると思います。
別に悪いことではなく
大風呂敷のノーランの作品の中に
このような作品があってもいいと思っています。

映画の構成も賛否が分かれていますが
こちらに関しても賛成派ですね。
ひとつの出来事をあっちこっちからの
視点で一見バラバラに描いていますが
これも話をシンプルな
脱出劇に絞ったことで
サスペンスフルに
仕上がっています。
この語り口はまるで
パズルを解いているかのような
気持ちよさがあって、
従来の戦争映画とは違っていました。
この多視点構成は
「桐島、部活やめるってよ」が
同じ(金曜日)を
登場人物それぞれの視点から
描いたときの
青春ドラマらしからぬ
サスペンス感に近いです。

今作では3つの話が平行して進みますが
この部分は今年観た「スノーデン」において
時間経過速度が違う2つの話が平行して交互に
描かれ、ともに会心のラストに突き進む所を
思い出させました。
実にクレバーな編集でした。

スタッフの仕事も完璧で、語りつくせません。
音楽担当のハンス・ジマーの
緊張感が高まる劇伴も素晴らしい!
ホイテ・ヴァン・ホイテマの撮影も素晴らしい!
最後の場面でトム・ハーディの素顔アップを
あえて逆光にするあたり
シビレました。

まあ、とにかく
高評価ということでした。



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# by teruiso | 2017-09-14 21:27

寅年どうし

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9月1日17時30分、
羽田に到着後すぐに
T・ジョイプリンス品川
「ベイビードライバー」
19時5分の座席を予約。
今回は滞在時間が短かったので
半ばあきらめておりましたが
結果的には観てよかったです。
オールタイムベスト級でした。

この作品を観るまでは
今年のベストは
韓国映画「コクソン」かなと
思っておりましたが
「ベイビードライバー」も
それに劣らず傑作でした。

「コクソン」の監督ナ・ホンジンも
「ベイビードライバー」のエドガー・ライト監督も
どちらもデビューからこれまで
ずっと応援し続けておりましたが
ここにきて両者史上
最も面白い作品を作り出しました。
私も彼らと同じ昭和49年生まれ寅年です。
ものづくりとして勇気もらいました。







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# by teruiso | 2017-09-13 00:56

次回は10月21日から谷中です


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銀座三越の展覧会は無事に終了しました。
会期中、足をお運びいただきました
皆様ありがとうございました。
次回は再び東京ですが
谷中では初めての展示となります。
現在、制作中でどのようになるか分かりませんが
銀座三越とは違った展開になると思います。
オブジェ的なものも多数、制作始めております。










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# by teruiso | 2017-09-13 00:22

本日より銀座三越個展

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本日8月30日より銀座三越にて
個展を開いております。
いつもの青線刻の器いろいろに
加えて新作のプリン釉、
流れ加彩釉(画像)なども出展しております。
私も土曜、日曜に終日在店いたします。
9月5日まで。



個展
銀座三越7階リミックススタイル
8月30日~9月5日












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# by teruiso | 2017-08-30 12:00

とこなめとたじみ

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ギャラリーマンマミーアでの在廊を終えて
久しぶりに常滑と多治見に立ちよりました。
大きな理由は私が焼き物を始めるきっかけであり
師と仰ぐ鯉江良二先生に会いたかったからで
今回久しぶりにお会いすることができました。

19年前の真夏に突然アポ無しで
訪ねてきた不躾で無力な若造に対し
多くを問うことなく直ぐに
住み込みにしてもらったことには
どんなに感謝しても
足りないぐらいで
そのまま地続きで
今の自分があると思っています。

ということを伝えたかったのですが

かつての「運転手兼かばん持ち」の気分に
戻っていた私は
やはり、先生の前では
うまく話せませんでした・・・。









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# by teruiso | 2017-08-06 23:20