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アドレナリンジャンキー

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3週間後に始まるうつわ楓の個展には
新しい釉薬の作品を多く持って行こうと
成功確率がまだ安定していない流れる色釉を
焼き続けています。


焼成中、高温に達し
釉薬が流れ、釉薬の上に
あらかじめ塗っていた鉄やコバルトが
にじむことで色彩を作っています。

窯から出てくるまで
結果(にじんだ調子)が
解からないので
窯の蓋を開けるときは緊張します。

おそらく陶芸家はこの瞬間的に高まる
緊張が病みつきになって
作品にとり付かれるのだと思います。




6月29日~7月4日
個展
うつわ楓(南青山)








by teruiso | 2016-06-09 07:59 | 器の記憶と記録
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