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シェイプ オブ ウォーター

シェイプ オブ ウォーター_a0187766_01231648.jpg
tohoシネマズ新宿にて
「シェイプオブウォーター」を
鑑賞しました。

アカデミー作品賞を
受賞した瞬間は
驚いて感動しました。
テレビ中継では
解説の町山智浩さんも
感涙を流していて
わかるわかる。

ギレルモ・デル・トロの作品では
2タイプあると思っています。
それはリアリティラインのひき方で
「パンズラビリンス」や
「クリムゾンピーク」のような
登場する精霊、モンスターの
存在を明確にせず
象徴的に使う、
または
「パシフィックリム」
「ヘルボーイ」のように
マンガ的な舞台設定で
当たり前の存在として
使うか。
今回はどちらかというと
後者。

この作品では
60年代のアメリカにおいて
ゲイ、黒人、身体障害者など
社会的マイノリティの人々と
半魚人とを同等に
虐げられている弱者
として描くことで
今の排他傾向にある
トランプ政治に向けた
メッセージを送っています。

社会的マイノリティを
このように描いた作品では
ティム・バートン監督の
「バットマンリターンズ」という
素晴らしい作品がありますが
今後はモンスターが主演の
映画であっても
共感できるメッセージがあって、
映像や美術の
クオリティーが高ければ
アカデミー作品賞に
選ばれる可能性が
ぐっと高くなりましたね。

by teruiso | 2018-03-23 16:13 | 観た映画
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